Remember 11月 November!
湾岸ライブからちょうど1年が経ちました。
もう随分前の事のような気もするのは、きっと新生Travis Japanが今こんなにも多くの方に受け入れられているから。
だけどあの日、そしてそれまでの不安、苦しかった気持ちは今でもはっきり思い出せます。
「トラジャに追加メンバー」の噂を耳にしたのは朝日くんが抜けてすぐの頃でした。
私は、単純にもう、すっごく嫌だと思ったんですよね。
続いてそれが松松だという噂が回りはじめ。
松松は好きだけれど、それとこれとは違う!と思いました。
…それには色々な理由がありました。
1つは、担当が去ってもトラジャを支えてくれていたお友達のこんな言葉。
「ひょっとすると戻ってこれることもあるのかなぁ、なんて少しだけ期待してたりもしてたんけど。本当にもうそれぞれ別の道に進むんだね…。」
…涙する彼女がどれだけそのメンバーを好きだったか。そしてその気持ちを形にする為に、公式な場で声をあげ、お金を使ってきた姿をずっと側で見てきたから。
どんな言葉を返せば良かったのか、今でも正解が分かりません。
そして年季の入ったジャニオタの私には、担当のグループが増員となった経験が過去にもあって。
A.B.CがA.B.C-Zになった時、増えたファンと引き換えに無くしたものがありました。
担当の歌割り、そしてそれに伴うファン同士のいざこざ。当然、降りていった仲間も多くいました。
また同じことが繰り返されるのかと思うと、苦しくて仕方ありませんでした。
…だけど実際に、湾岸ライブで7人のパフォーマンスを観て気付いたんです。
私が増員が嫌だと思った1番の理由。
それは、ここまで頑張ってきたTravis Japanが、私が大好きなこの5人が、この5人だけではダメだと判断されたように感じてしまったからだったんだって。
7人の初めてのパフォーマンスとして選んだ曲はNow and Forever。
ヒロキも美勇人も朝日もいた時のトラジャで披露していた曲でスタートを切る7人に本気を感じました。
目線を斜め前に、少し上を真っ直ぐ見据えるその先には、果てない未来が見えているかのようでした。
必死な松松、いなくなったメンバーの分も盛り上げようとボケ倒すしーくん、嬉しそうな如恵留くん、驚く程ダンスが上手くなったうみんちゅさん、これまで以上に自信が見えるしめちゃん、そして「僕が声をかけた」と繰り返して全て背負おうとするちゃかちゃん。
7人はもっともっと先の未来をみているんだと。そしてその未来に向かって必死なんだと。その姿に全てのわだかまりが解けていきました。
大丈夫。
信じられる。
ついていこう。
守りたい。
支えたい。
そして何よりも…やっぱり好きだと思って胸が張り裂けそうになりました。
色々な感情で溢れたあの日から1年経ち、その想いは益々強くなるばかりです。
たくさんのライバルがいる上に新しいグループもどんどん増えている今…CDデビューも、ハリウッドでパフォーマンスを行うことも、決して簡単ではないのだけれど。追いかけるのは大きな夢の方が楽しいよね!
これまでも色んな事を乗り越えてきた7人だから必ず捕まえられるはず!
あの日のちゃかちゃんから感じた覚悟、Travis Japanの第2幕。これからも支えて続けさせてください。
新生Travis Japan、1周年おめでとうございます。